パリ旅行記8 オランジェリー美術館

オランジェリー美術館はチュイルリー公園のコンコルド広場脇にあり、1852年に温室として建てられた建物を改築して、モネの睡蓮の絵などが展示されていました。2006年に再度改修工事が完成し、現在の姿になっています。パリの建物改修でよくみられるように、外壁は1850年代のままで、内部はコンクリートやガラスで構成され、その対比はなかなか見事です。
モネの睡蓮の絵は楕円形の白い壁の部屋に展示されていて、自然光を取り入れた室内は明るく、落ち着いた雰囲気です。私は朝9時の開館と同時に行ったので、見学者はそれほど多くなく、じっくりと鑑賞することができました。