小田原市江之浦にある江之浦測候所へ行ってきました。根府川駅からバスで約10分、相模湾を見晴らせる丘陵地にある庭園美術館のような施設です。世界的な美術家・杉本博司氏が構想し、作り上げた造形からは、歩いて楽しく様々な刺激を受けます。
江之浦測候所で、能楽囃子と雅楽の演奏が行われました。
床がガラス張りの光学硝子舞台では海を背景に能楽囃子が、石舞台では紅葉の山を背景に雅楽が演奏されました。その調べは海に山に広がり、空へも届くようでした。
能楽などは室内よりも外で鑑賞するほうが格段に面白いと思っている私には、とても豊かで素晴らしいひとときをすごすことができました。