エコキュートと電気料金

我が家では、昨年12月にガス給湯器をエコキュートに変えました。そして、電気の契約を「従量電灯」から「電化上手」に変えました。
基本料金にプラスされる電力量料金の体系が大きく異なります。
東京電力のパンフレットによると、「従量電灯B」、「従量電灯C」の電力量料金は、
・第1段階料金(0 〜120kw)1kwh当たり17.87円
・第2段階料金(120〜300kw)1kwh当たり22.86円
・第3段階料金(300kw〜  )1kwh当たり24.13円です。
我が家では、第3段階料金の割合が大きく、料金の単価が高くなっていました。

一方「電化上手」では、時間帯別の電力量料金になります。
・昼間時間(午前10時から午後5時)1kwh当たり28.28円(7月1日〜9月30日は33.3円)
・朝晩時間(午前7時から10時と午後5時から11時)1kwh当たり23.13円
・夜間時間(午後11時から午前7時)1kwh当たり9.17円
夜間時間の電力量単価が安いのが特徴です。エコキュートは夜間の安い電気を利用してお湯を作ります。
我が家の今月の電気料金をみると、時間帯別の使用量の比率は、
昼間8:朝晩10:夜間8くらいです。夜間もかなり電気を使っていることに驚きます。
エコキュートが稼働することに加えて、冷蔵庫、電気ポット、トイレのウォシュレットなどで電気をかなり使っていることが推察されます。
電力使用量はエコキュート導入前より、わずかに増えていますが、電気料金は安くなっています。そして、ガスは給湯に使用せず、台所のコンロだけで使用することになったので、大幅に安くなりました。
電気とガスを合わせた料金は、1ヶ月当たり1万円以上減っています。
各家庭の規模や暮らし方で状況は変わると思いますが、我が家ではエコキュートに変えて、エネルギーコストは減っています。