高校野球と熱中症

高校野球の県予選が始まり、梅雨が例年より早く明けて猛暑の日々が続いています。このため、高校野球の試合中に選手や応援の生徒が熱中症で倒れ、病院へ運ばれることがあるそうです。熱中症は死に至ることもあり、後遺症が残る場合もありえます。ここ数年の暑さは異常なので、炎天下で試合や練習をすることは、非常に問題があると感じています。
さらに今年は節電が必要なこともあり、炎天下での試合はやめて、午前中や夕方、またはナイターでの試合を考えてはどうでしょう。日程の変更は難しいかもしれませんが、選手や生徒の健康を最優先すべきと思います。
ついでに言うと、甲子園大会も最も暑い時期、時間帯に行う必要があるのか、検討すべきだと思います。「夏の風物詩」として美化できる暑さではなく、選手の健康面からも、節電の面からも再考すべきでしょう。3.11の大震災から、世の中が変わったのですから。