LED電球

わが家の廊下のダウンライトには、白熱電球より小さいミニクリプトン電球が使われていましたが、LED電球に替えました。消費電力は1灯あたり60ワットから4ワットに大幅ダウン。ただミニクリプトン電球に替わるタイプのLED電球は、明るいものがあまりありません。電球の明るさを表す数値は光束です。ミニクリプトン電球60ワットの光束は810ルーメン、今回買ったLED電球の光束は230ルーメンです。ミニクリプトン電球のほうが約3.5倍明るいことになります。
わが家には照度計があるので、廊下の照度を床上90センチの高さで測ってみました。ミニクリプトン電球のときは、電球の真下で80ルクス、電球と電球の間では30ルクスでした。大まかな平均は55ルクス。一方LED電球のときは、電球の真下で23ルクス、電球と電球の間で20ルクスでした。大まかな平均は21.5ルクス。電球の真下ではミニクリプトン電球のほうが約3.5倍明るく、ほぼ光束データのとおりとなりました。
実際には、LED電球の廊下はかなり暗いです。ただ、歩くだけなので不都合はありません。LED電球を選ぶときは、光束の数値を確認することが大切です。
下の写真では,左がミニクリプトン電球、右がLED電球です。