住宅の外壁工事

下曽我の家の外壁は「シラスそとん壁」という、鹿児島県桜島の火山灰を原料とした軽量モルタルです。
通常のモルタルは表面に塗装して、防水性を確保しますが、そとん壁は材料自体に防水性があり、かつ通気性もある材料です。塗装した外壁は経年劣化により、10年くらいで再塗装する必要があり、湿気の多い北側なとにはカビが発生するケースがあります。
そとん壁は材料に顔料が入っていて色をつけているため、塗膜がないので、経年劣化はあまりなく、カビが発生しにくい材料です。
施工マニュアルに沿って施工しますが、今回は構造用合板の上にモルタル用の通気防水シートを張り、ラス網を張ります。
ラス網は、波型ラス、平ラスなどの種類がありますが、マニュアル通りに波型ラスを使っています。サッシ廻りのクラック防止のための補強などもチェックします。